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あ、へるばれモバイル by 無頼寿あさむ

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2008/2/20 : 女言葉と言語設定


「女ことばはどこへ消えたか?」
http://www.4gamer.net/games/039/G003921/20080219031/

あ〜、うちのNGワードだ(笑)
いや。まったく使わないのでは無いのだけど、男が「おネエ言葉」として使う場合か、おばちゃん以上に限定している(初期に書いたゲームではまだそれを意識していなかったので、「おばちゃんしゃべり」なヒロインもいたりする)。
年ごろの女の子がこれを使うと、どうも演技しているようなわざとらしさが見え隠れしてくるというか。
以前見ていたドラマ(アナザヘブン〜eclipse〜)で室井滋が女言葉を使っていて、それが妙に気になって話に集中できなくなったという自らの経験もある。まあ、実写じゃ比較にならんだろうけどね。
あと、意識しなくてもセリフで年齢が落とせる、という副作用も期待していたりするわけだが。

もちろん、アニメ・ゲームと「わざとらしさ」は相性がいいのは確かだ。
よく、「俳優がアニメの声をそのまま演ずると下手に聞こえる」というのがあるけど、現状では自然な演技が要求されているドラマ・映画に比べて、アニメ・ゲームは舞台劇と同じく演技演技したものが好まれているため、実写のままでやろうとすると言葉に個性が無くなり棒読みに聞こえてしまうのだ。
そしておそらくは、そのわざとらしさが好例となり現実には聞かれなくなった「女言葉」がアニメ・ゲームでは健在なのかもしれない。
言語設定もまたひとつの世界観なので、そこまで凝るかどうかは作り手の気分次第といえなくもないが。
だもんだから、普段が「わざとらしい」ルー大柴があのままのキャラでアニメを演じたら、ふつうに上手な声優さんと評価されるんじゃないかね(笑)
ドラマでは「特例」がまかり通っているキムタクでさえ、ハウルではアニメ演技してたからなぁ……。

まあ、「○○はきょうだい、いとこ含めて一番年下」という設定を表現するために、どこにも発表しない3代分の家系図を書いてしまうようなすっとこどっこいの言い分でした。

関連タグ: シナリオ


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