置いてけぼり日記

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UMPCというかMIDというかネットブックというか、Centrino Atom採用PC全般の話。
Atomが採用されているPCのスペックは、省電力を抑えに抑えまくった副作用? として一般的には遅いとか弱いとかいわれている。
実際問題、手元にあるWILLCOM D4なんかのスペックはこうである。

 プロセッサ Intel Atom Z520 1.33GHz
 メモリ 1GB
 ディスプレイ Graphic Media Accelerator 500
 表示解像度 1024 x 600 True Color

AtomはHyper-Threadingテクノロジが採用されており、OSからは2個CPUが搭載されているように見える。しかしながらこれは、他のHT採用CPUのように有り余るパフォーマンスを効率よく使うというものより、貧弱なパフォーマンスを無駄なく使い切るという考え方に近い。だもんだから、コア数が増えないうちはシングルスレッドで効率よく処理できるものを走らせた方が処理速度は期待できるんじゃないかと思われる。
Celeron並とかいわれているしね……。

いきなり悪い話から書いているから、ゲーム用としてはどうしようもないCPUじゃないのか? と思う人もいるだろう。事実、自分もそうだった。
しかしAtomはCPUだけのアーキテクチャーでは無い。
上のスペックにも書いてあるけど、チップセットに統合されたGPUもうまくつかっていけば、実は結構使えるものになる。
Atomのチップセットに乗っているGPUは、かつてPowerVRと呼ばれていたグラフィックチップの技術が使われており、SEGA DreamcastやiPhoneなどが採用しているテクノロジがこの中に入っている。
また専用のデコーダを内蔵しているので、Media PlayerやAdobe Flash Playerではガクガクな動画もチップ支援機能を呼び出してやれば結構スムーズに再生してくれる。
http://www33.atwiki.jp/d4matome/pages/19.html#id_f400d33c 「H.264の再生支援」
これは何をやっているかというと、コーデック部分をCPUではなくチップセットに搭載されているハードウェアコーデックを呼び出している。
つまり、CPUだけでなくハードウェアの機能もまんべんなく使っていけば、Atomは決して使えないマシンではないのだ。
GMA500アクセラもまた結構馬鹿にならないパフォーマンスも持っている。そこを使わずして、Atomは遅いと語るプログラマーはちょっと調査不足かも。

──ほんとですってば(笑)

次回、その方法にせまる! ……かも。

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