置いてけぼり日記

はてなRSSに追加Add to GoogleMy Yahoo!に追加RSS Feed
ちょい前から公開していたのだけど、フローチャートの書き方をゲームシナリオTipsに追加しましたと今さら宣伝。
うちに来るサーチエンジンのキーワードを見ていると、結構、フローチャートに関するノウハウを知りたい人が多いような気がしたのだ(ちなみに、次点は立ち絵に関するシナリオ記述方法)。
他のサイトを見てみても、文字の書き方に関するTipsはどこにでもあるのだけど、ことフローチャートになるとほとんど記されていない。ストーリーの組み立てはプロットで十分というのは分かるけど、他人にそれを説明するとなると、やっぱりこの手の図表が必要になると思うのだ。
実際、フローチャートを求めるゲーム会社さんは多いし、ライターの求人条件に「フローチャートが書ける人」とも書いてあったりする。なのに書籍にも何故か書いていない。ツールの紹介をしている所を見つけたが、上にも横にも矢印が向いた、ストーリーを把握するためのチャートでは無くストーリーの広がりを自慢するためのものだった。

マルチシナリオである限り、ゲームシナリオは多次元に展開するものだ。しかし、スクリプトとして記述されるものは1次元であり、ストーリーの流れも1次元として頭から順番に文字を追うものだ。その観点からすると、イベントドリブンやマルチスレッドという考え方が無かった頃の、DOSアプリケーションのプログラミングに限りなく近い。
だもんで、うちは情報処理で用いるフローチャート記号を用いた記述を推奨することにした。
これが一番シンプルにできるし、記号も統一しておけば余計な説明もいらなくなる。
特に考えなくてもまんまスクリプトに起こせるものになっているのが、フローチャートを書く上でのテクニックだと思うのだけどどうだろうか。

検索キーワードTOP20