金曜日、いつもより早め（といってもPM8時……）に仕事が終われたので、事務所近くの映画館で「アイ・アム・レジェンド」を見てから帰った。
予想では「渚にて」の独り版だったのだけど、それとは大幅に異なる内容で驚いたものの、ネタさえ分かれば大方予想の付く展開だった。
「孤独孤独孤独ひたすら孤独しかも先にあるのは死、死は孤独から解放される道なのかそれとも更なる孤独となるのか、何が希望で何が絶望なのか主人公は今どう思って生きているのか──？」ではなく、「いかにして絶滅した人類を復活させるか。それまでの間、主人公はいかにしてこの時間を生きていくのか」──いかに死ぬかではなく、いかに生きるかという希望の映画だった。
と思いきや、突然話がぶっ飛んでいって、ホラーテイストあふれる別の映画に変わっていったわけだが……。
全体としては面白い映画なのだけど、期待していた方向性とまるっきり異なっていたのはちと残念。そりゃ、期待していた方向性では一般受けは無いだろうが(笑)
しかし内容を知った上で見るなら、良質なエンターテイメントであるのは確か。少し前に、ウィル・スミスが共演したシェパード（サム）をいたく気に入って、是非引き取りたいと飼い主に申し出たというニュースが出ていたが、その気持ちもすげー分かる。ほんとサムいいわー。


で、次見たい映画。

「CLOVERFIELD」改め「クローバーフィールド/HAKAISHA」
http://www.04-05.jp/
相変わらず訳が分からないが、アメリカでは興行成績トップでありながら見た人の意見は真っ二つらしい。以前に公開された超低制作費ムービー「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」と同じく家庭用カメラで撮っているとのことで、画面はぶれまくり。人によっては画面効果だけで吐き気をもよおす──ぶっちゃけ、酔うぜ見難いぜいってことだ。
Yahoo!映画にも既に感想があるが、
http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id329614/
ネタバレしていなさそうなものしか見ていないが、やっぱり真っ二つ。ねこ真っ二つ。
そういえば、上記の「アイ・アム・レジェンド」もそんな感じ。
でもねえ、
http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20080121_cloverfield_hakaisha/
の、
http://gigazine.jp/img/2008/01/21/cloverfield_hakaisha/poster_cloverfield.jpg
を見ていると、見たい気持ちがむずむずしてくるんだよね。
なんか頭に角生えていそうな……むしろ、目？　だとしたらかたつむり？　軟体系？（いや、それは駄目だろう）　ラストハルマゲドンのザコキャラにこういうシルエットなのいたきがする（誰も分からねえ）。なんにしても、劇場でげろげろに酔いたい映画だ。